「じゃぁね、心優ちゃん!明日は午後からだから、午前中は学校大丈夫だよ。いつものところで待ってるねー♪じゃぁ、おやすみー」

「了解です♪咲樹くんありがとー!おやすみなさーい」

やったぁ♪久し振りの学校だ!!

この頃忙しくてあんまり行けてなかったからなぁ…

綾ちゃんにノート見せてもらわなくちゃ!!

あーねむいよぉ…

今日は早くねよっと……

「ただいまぁ…」

「おかえり心優。さっさと風呂入れ。」

「うん。」

今のは心優のお父さん。

でも、心優はあいつを一度も父親として見ていない。

あいつは仕事もろくにしていないくせにお母さんに暴力をふるう。

だから、心優は
何があってもお母さんのみかた。

何があっても、ね。