………あ、そうだ。
「今日は、甘美堂定休日だった…」
「えー、まじでー?ちょ、でも来てよー。」
「嫌だね。甘美堂以外に用はないの!」
「ちょ、えー。何それー、ヒドくなぁい?」
「つーことで頑張っ?」
「美愛さぁぁん…」
私の隣でガックリとうなだれる鳴海にドンマイの声をかける。
………んぅ?
あれは、甘美堂の店員さん?
確か、イケメンで凄く有名の。
まぁ、私には無縁な人材なんで気にしたこともなかったけど。
あ、そーいや私が会計する時ってほとんど…嫌、全部あの人だったような。
「ちょいちょい、美愛。」
「んぁー?」
「あの人、超タイプ何だけどっ!きゃー、まじヤバイよ。どストライクだよ!」
「そりゃあ、良かったねぇ。」
鳴海…指さすなよ笑
失礼だろーが。

