「大葉、大丈夫か?」 俺は大葉の隣に行って声をかけた。 『あ…江崎くん。大丈夫だよ!』 大葉は、いきなり隣に現れた俺に少し驚きながらも微笑みながら答えた。 あー可愛いすぎだろ。 「じゃあ…行きますか!」 「だなっ!」 どうやら海までは寺本の兄貴が車で送ってくれるみたいだ。