「今日来てみてよかったよ…… ホントは今日すごく迷ったんだ。 約束の日じゃないし…… 10年も経ってるからね……」 ホント来てよかった…… 男の子はそう呟いた。 『……あのっ』 あたしは左手を差し出す。