その夜……
あたしは夢を見た。


夢のようで夢じゃない。

まるで現実のような……
不思議な夢だった。


夢の中のあたしは、ツバサと出逢ったあの小屋にいた。

でも……
そこにいるのはあたし達じゃなかった。