今度は、あたしじゃなくてツバサが小屋を出ていこうとした。 あたしも気持ち伝えなきゃ…… そう思ったあたしは、言葉をよりも先に手が出ていた。 「……ユメ?」 あたしの両手はツバサに背中から抱き付いていた。