神崎は更に強く背中を叩いてきた。 地味に痛いんですけど……部活やってるからか力強すぎだろ。 『……てか神崎、テンション高くね?』 そう聞くと、神崎はえぇ~?とわざとらしく言った。 「なんか、あんたら見てたら面白くてさ~」 『……あんたら?』 あんたらって誰等だよ。 なんて俺は心の中でつっこむ。