「もう!ユメってば、ここんところずーっと変だよ?」 ……はい。 マコに言われなくても自覚しております。 あたしは図書室の窓際で騒いでいる集団に目をやった。 その集団の真ん中にいるのは、紛れもなくツバサだ。