仲良くなれると良いなぁ。

なんて思ってたら、部屋に入ってきたのは見覚えのある顔だった。

『あ…』

バッチリ目が合ったと思ったら、その子は軽く会釈をして台所の方へ歩いていった。

どうやら、俺の事なんて覚えてないらしい。