そうだ!
きっとこれは夢なんだ。

そうよね…うん。
だってあたし、さっきまで寝てたはずだもん。

『そっかそっか。』

あたしってば、まだ夢の中にいるのか。
もう…ビックリさせないでよね。

「何…1人で頷いてんの?」

男は笑いながら、あたしに聞いた。