ランと水着に着替えるために、更衣室にきた。 『あれ…?』 鞄の中を漁ってもどこにもない。 日焼け止め、確かに入れたと思ったんだけどな。 「ユメ忘れ物?」 ランがあたしの様子に気付いて聞いた。 『うん…日焼け止め忘れたかも。』 「まじ?うちの貸そうか?」 『ありがと…』 ランが日焼け止めを貸してくれた。 助かった…真っ黒になるところだった。