―君ノ隣―



政希に話終える頃には学校についていた。


「亜由加おはよー!」


「政希おはよ♪」


「智樹おはよ!」


「神悟おはよ!」


「智くんおはよ…!」


「…はよ。」



その瞬間5人の空気が一気に冷えた気がした。

普通にいつも通りにって意識したのに冷たくしてしまった。


「岡山!戸田!来たら報告に来い!」


「智樹…あっきーの所までどっちが早いか勝負な!
亜由加カバンよろしく!」


「いいよん♪」


「負けるわけねぇだろ!挑むところだ!神悟カバンよろしく!」


「まかせろ!」



政希が場の空気を変えようと気を遣ったのか俺に言った。

ごめんな…。こんな俺で。