「なっに見つめちゃってんの!」

話しかけて来たこの少女は、相沢 流歌 ( あいさわ るか)


ほんのり茶色い髪に 少しウェーブがかかっていて瞳が大きく、 何より口元が綺麗で魅力的な私の小学生からの親友。


「べっつにぃ。」




「またまたぁ本当は近藤君見てたんでしょぉ。」




ニヤけた表情で問いかけて来る。

しょうがない。流歌には話そうかな。



全てを打ち明けた後に流歌は
「絶対絶対絶対協力するから!ってか学級委員は?いいの?」


「うん…」



もう学級委員に好意はない。


前まで必死に追いかけてた自分がバカバカしい。


「そっか。それでも美樹が決めた事なら私はそれを応援するよ。」

「ありがとぉ…」



感激な言葉に涙腺が緩む。



「もお泣き虫!泣かないの!」