『夢を追い続ければ、いつか叶うんだよ。』
どこかの、芸能人が言っていた気がする。

ここで、否定すればどこぞの評論家と同等になってしまう。

僕は、そんな下等生物と同じだなんて思われたくないから。

普通だと思われたくないから。

でも、みんなと同じで居たいんだ。


それに気づいたのが、息を終了した8年目で知りました。










「えー、紹介に預かりました。斉藤 将太です。」と、半袖半ズボンの小学生ぐらいと思われる男の子が語り口調で話し始めた。

「おぅ・・。俺、酒清水 秀人っていうの。」「俺はー...」

「中真 大河・・さんでしょ? あの人に紹介されて僕が来たんだから、名前ぐらい知ってるよ。」
なんか、むかつく口調だな・・。まあ子供だから仕方ないか・・。

「まぁ、君達二人がこの炎天下の中待ってくれてた事には感謝するよ。よく、熱中症にならなかったねー。さすが、若者というか、なんというか。っていうか、男二人って虚しくならないの。僕だったら、耐えられないねー。」と、年上の俺らをあざ笑うように扱う少年に腹が煮えくり経っていたが、そこは年上として我慢した。

「ここじゃ何だから、どこかカフェにでも入ろうか。あ、も・ち・ろ・ん 君達の奢りね。」
・・・・。悪魔だ・・・。




斉藤 将太× 酒清水 秀人×中真 大河