少しムスッとしたリュウを尻目に、ほっこり温かい気持ちになる。 まだこんなにもあたしのことを大事に想ってくれてるってことだよね。 リュウの本音が聞けて、すごく安心した。 「ねぇ、まだスネてんの?」 唇を尖らせるリュウの腕をツンツン突ついてみる。 「スネてねぇし」 じとっとした視線をあたしに向けるリュウの口調は明らかにスネている。 なんだか親に怒られた後の子どもみたいですごく可愛い。 「ごめんね?」 そんなリュウの手に自分の手の平を重ねながら、遥か上にあるその顔を見上げた。