「なーんて♪ 先生のタイプは姫だか 誰だかなんて興味ないから どうでもいいや~! でも姫には王子がいるからね! 先生残念でしたぁ♪」 「ちょっと、あかねぇ…」 急な発言に穂乃香が口を出す。 「だって本当のことでしょー? こうゆうのは早く言わなきゃ 苦労するのは姫なんだからね!」 ―王子…―― ちょっと勘にさわる王子という存在。 まぁな、だろうな。 あんな美人、 男がほっとくわけないか。 王子って言われてるから きっとそいつもいい男なんだろうな。