better love.




時間が来るまで
俺は空を眺めていた。

現実の空も
夢の中で見た青空と
同じ空をしていた。



俺は夢の中に出てきた
あの女の子を思い出していた。



あの子はおそらく7歳…
誰よりも、俺が1番知ってるであろう。



あの子は…



―キーンコーンカーンコーン…――



現実に呼び戻す鐘が鳴り響く。


7:45…そろそろ行くか。



一度OFFにしたスイッチを切り替えて
俺は現実の世界に戻った。