「蘭奈ちゃん.....実はね.....ここに入院する人は...暴走族なの......」


鈴木さんは申し訳なさそうな顔で言う。




......どうしてだろ?



「そーなんだ!楽しみだなあ」



私は楽しみで楽しみで仕方がなかった。



鈴木さんがどうしてあんな顔をしたのか少し気になったけど、そんなことよりもどんな人が来るのかの方が気になっていた。