すごく小さな海沿いの町。 私を働かせてくれるとこなんて無いかもしれないけど......。 「蘭奈.....着いたよ」 「.......八王子先生.... こんな夜中に送ってくれてありがと.... それと...... 今までありがとうございましたっ...」 私は頭を下げた。