片道2時間半の遠出。 バイクだと蘭奈の負担が大きすぎるからタクシーを手配した。 隣に座る蘭奈を見つめる。 さっきから俺の方なんて見向きもしないで外の景色に夢中になっていた。 しだいに景色は緑や茶色ばかりになっていく。 「森だよ!もう!もうすぐだよね?」 目指す旅館は結構山奥。 「そーだな」 「はやく着かないかなぁ....」