「……………。」 返事はない 「……家は?」 「………ない」 「なら施設の子供か?」 「………。」 こんな時間に……。 辺りは真っ暗だ。 「…とりあえず警察に行く…」 「イヤだ!」 小さな子供は言葉を遮った ハァ…っとため息を零し 「うちにくるか?」 と言った