「……そうだな…。酷いかもな」








「ハルはー…」



「しないよ。」


「…………。」



「わかってるよ。
お前が今まで…オトナ達にされたことは



小さな身体で…耐えてきたんだろ?
よく頑張ったな。



これからは、お前が望むのならずっとここに居ればイイ。

イヤになれば他の居場所を探してやる。

したい事があるなら言えばイイ。

さみしいならそばにいて泣いてワガママを言えばイイ。


お前が望むのならずっとそばにいてやる

お前に酷い事をするやつがいるなら護ってやる。


だから零。


お前は独りじゃないよ」