長身のその人物はただ歩いているだけで すれ違う男女は 暗いにも関わらず見て顔を赤らめる。 そんなものに目もくれずただ歩く。 ふと、隣の公園を見て足が止まった 小さな影がブランコの上にあった。 止めていた足を小さな影に向けて歩き出した