「………ハル…」




初めて零はワタシの名前を呼んだ。







「ん?」








「お前のメ………」


「ああ…これ?左右の瞳の色が違うの…
気持ち悪いよな。ごめん」






「…違う!」

「………」

「キレイな色…だと言おうとしたんだ」








初めて言われた



こんなおかしな瞳がキレイだと。