「さっ誰もいないし話聞くよ。」
「あの...ぅぇーん...どうしてなの?
わけがわからないよー...」
「未来ちゃん落ち着いて。
龍も色々と悩んでたよ。
だから2人で話あいなよ。」
「でも...龍は口聞いてくれないかもしれないし...」
「大丈夫だよ。ほら泣き止んで。」
菊池君がだきしめてくれた。
正式には顔がすごいことになっている
私を隠してくれたんだけどね。
「菊池君...ありがとう。なんか話したらすっきりしちゃった。」
「いやいや。俺もそういう時期あったからね。」
「えっ。そうなんだ...」
「だから未来ちゃんや龍の気持ちが1番わかるよ」
ありさと一緒の事言ってるな。ありさと菊池君って
なんだか似てる。
「じゃあそろそろ戻ろうか。」
「うん。ありがとう。」
そう言って菊池君と
教室へ向かった。