菊池君とずっと喋っていた。


どうしてドキドキするんだろう？


そう思っていると...



「未来ちゃん...実はさ...」

真剣な顔で菊池君が言った。




「うん？どうしたの？」



「実は...2年前...鈴木...ぃゃ.ありさと付き合っていたんだ。」




「ふぇ？」


ありさと菊池くんが？じゃあどうして隠してたの？


「それで...今の龍と未来ちゃん見たいな感じで別れたんだ。

だから...２人には何があっても幸せになってほしいんだ。」



「そうだったんだ...だからありさ...」



「だから。龍の気持ち俺にもわかるんだ。


そして未来ちゃんの気持ちもわかったよ。


未来ちゃんのおかげでありさが苦しんでたって事わかったよ。」




「.....」




それから私は菊池君の話を聞いていた。


菊池君は泣きそうになりながら話していた。