龍が会いに来てくれたのに...

嬉しかったのに...


「ごめん」を聞くとあの日がよみがえってくる。


思い出すだけで


息が苦しい。



しかも...


「悪い。俺もう未来に関わらないでおく。これ以上未来を傷つけるのは
いやだからな。」

そんな事言われたら...苦しいよ。


「はぁ...はぁ...」


息が苦しい...



家には誰もいないし...


どうしよう?



♪♪~♪♪


菊池君から電話だ。



菊池君に助けてもらおう。



「もしもし。未来ちゃん?龍とどうなったの?」




「はぁ...はぁ...菊池君...助けて...息が...苦しい...」


「未来ちゃん?今どこ?龍は近くにいないの?」



「龍...に...もう会わないって...言わ..れ.た...龍は...帰った...」



「龍。最低だな。今家?」



「う.....ん」




「今から行くから。待ってて。」




私は倒れた。


そしたら。誰かが部屋の中にきて


私の名前を呼んでいる。




そして誰かが救急車を呼んでくれて


私は病院へ運ばれた。