「ならどうして?どうしてなの?答えてよ。」


未来が泣きながら言ってる。





「話したら。カッコ悪いけど未来のためだ。話すよ。」





「実は...1周年の事忘れてて。しかもその日に未来が
男子と仲良く喋っててそれで...
俺って心狭いからさ。付き合ったこと始めただからさ。
よく恋愛ってわかんねーだよ。」




「そっか...仲良く喋ってたのには理由があったんだけど...」



「男子にね。龍と付き合って今日が1年目なんだろ?って聞かれて
嬉しかったからその話をしていたの。」





「そうだったのか...俺って心が狭いな。」



「ううん。私も悪いし。」






「未来は悪くねーよ。」






「悪いって。これからは他の子と仲良くしないからさ。」





「悪い。俺もう未来に関わらないでおく。これ以上未来を傷つけるのは
いやだからな。」




「龍...どうして?離れていかないでよ...」

未来が泣きなが龍に言ったけど


龍は



「未来...好きだ...でも傷つけるのは嫌だ。だから...悪かった。」

そう思いながら未来の家を出て行った。