そのまま私は倒れた。




そこからは記憶がわからない。




「来...未来...」


誰か私を呼んでる?




「龍.....」

目を覚ますと龍が泣きながら


私の名前を呼んでいた。





「未来...大丈夫か?」





「ぅん...迷惑かけてご...」



息が苦しい.....ごめんって言えない。






「未来...もしかしてごめんって言葉であの言葉がよみがえってくるのか?」



「ご...め...んって言わないで。苦しい...」



「未来.....ご...いや悪かった。未来がそんなに苦しんでたとは思わなかった。」



「ね。どうして?どうして別れたのにそんなに優しくしてくれるの?」




「俺は...まだ未来が好きなんだよ。苦しめたけど。別れよって言ったのには理由があったんだ。未来が嫌いになったんじゃない。」