菊池君が家までおくってくれた。

「じゃあ。また明日。無理しなくていいからな。」


「ありがとう。また明日ね。」

無理やり笑顔を作って菊池君に向けた。

そして菊池君が学校へ戻っていった。


菊池君も過去があったんだね。

そう思いながら


家に帰った。


家には誰もいない。


そういえばお母さんとお父さんは


親戚の結婚式で2日間留守だ。


「はぁ...さみしいな。龍ぅ~会いたいよぉ。私の事嫌いでも。

もう、恋をしないと決めたけどやっぱり龍が好きだよ。」



「未来。俺も会いたかった。未来が菊池のことが好きでも。」