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「祐ってさー。俺らのことどう思ってる?」

ご飯を食べた後に裕とソファーで話していた。


「なに?いきなり(笑)」

「いや、もう祐と暮らして三ヶ月じゃん?慣れた?」

「どーかなー。まだ知らないことの方が多いし…」

「俺も祐のことまだ知らないよな」

「うん。そーだね(笑)でも今から知ればいーじゃん?」

「そーだけど。俺、カッコ悪いとこしか見せてないだろ?」

「カッコ悪い??」

「あれ、前に彼女に振られた時」

「…あー!でも別にカッコ悪いとか思ってないし」

「いーや!俺がなんか嫌だ。祐にとってカッコいい男ってなに?」

「ねー。なに?(笑)この話」

「いーじゃん!恋バナっ!するでしょ?友達と」

「そりゃあするけどさー」

「祐、好きな人いる?」

「いないよー。」

「ふーん。俺てっきり天のこと好きなんだと思ってた」

「天!?なんで?」

「なんか二人仲良くない?」

「ないない。喧嘩したし」

「でも仲直りしたんだろ?俺そーいえば祐と何もないじゃん」

「何もって、普通に友達じゃん?」

「潤とは遊んだりしてんだろ?」

「遊ぶってか水族館ね(笑)」

「じゃー俺ともどっか行かない?」

「いーけどー。どこに行く??」

「祐が決めていーから!明日っ!行かない?」

「うん。どこに行こうかー」

水族館?
この間行ったし、
動物園?
なんか違うなーーーー


遊園地?
でも二人きりで遊園地っていーのかな?



「ゆ、遊園地は?」

「いーよ!じゃ明日行こう♪」