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「ちょっ!!なに?」

横で猛スピードで運転している天

あっという間に海へとついた。

「降りて」

降りると夕焼け色に染まった海が
目の前にあった。



「きれーい!」

「祐、ほんとにごめん」

天は土下座をしていた。

「え!?ちょっ!なんで」

「俺、まぢで最低だ。祐の過去とか何もしらないで」

「ちょっ、頭あげて。もういいから」

「よくない。俺は元彼と同じだ」

「同じじゃない!!天は違う」

「いや、最低な奴だ」

「いいから!顔あげて!」

天はやっと顔をあげた。


「元彼は謝りもしなかった。キスもしなかった。好きとかの言葉もなかった。」

「聞いた…」

「天は、嘘でも言ってくれたじゃん!」

「嘘…じゃないんだ。だけどもう遅い。今は祐に何言っても信じられないと思う」

「うん。今はね」

「だけど、もし俺の気持ちが本気ってわかったらいつか言うから。ほんとごめん


「もういーって!過去は過去(笑)がんばろ!」


「祐って強いな」

「強くなんかないよ。弱いよ…」

「じゃ、だれにも相手されなかったら守ってやるよ」


「またそういうこと言うー(笑)」

「ほらっ!もう帰るか」

「えー!せっかく海にきたんだからもう少し!!!」