「......で?何があったの?」




2人でソファに並んで座ると、早速真菜が聞いてきた。




その声がとても優しくて......。





「っ...えっと......」





私は、全てを話した。




怜に抱かれた事。



その時怜がとても怖かった事。



そして、朝には怜がいなかった事......。





「そっか......。辛かったでしょ......」





「っ...うん......」




優しく抱きしめてくれる真菜。





これが怜だったら......。





そんな事思っちゃいけないのに...、どうしても考えてしまう。