俺...、葉月にまたストレスぶつけるのか?




絶対ダメだ。




分かってるのに......、このイライラが止められない。





「え、っと...、スーツ片付けようか?」




目を泳がせている葉月。




何やってんだよ、俺。




これ以上葉月を傷つけても意味はないんだ。



だから...、止まれよ。俺。






「......」




2人とも無言で、寝室に向かう。





俺はスーツを脱ぐと、葉月に渡した。





「ご飯食べる?」




俺の横でニコニコ笑っている葉月に、なぜか腹が立って......


俺は、葉月をすぐ側にあるベッドに押し倒した。