「美咲、頑張らないと高木取られちゃうよ」 歩美は一人ポッキーに舌鼓を打っている。 そう。私は高木が好き。 隣の席になって話すようになって仲良くなってから高木のことが好きになった。 だけど高木はモテるし、お菓子が大好き。 こんなお菓子嫌いの私が高木のことを好きになったってしょうがないよね。 楽しそうに女の子と談笑してる。 どうしたらその笑顔私だけに向けてくれるんだろう。