「ゆき……と?」
チャイムが鳴って倖戸の所に行こうとしたら…
亜璃珠ちゃんもう倖戸と仲良くなってるよ……
しかも腕とか組んじゃってるし…
席に戻ろ…

「璃夏!ねぇ加藤さん…手、放離してくれる?」

「えぇーあたし倖戸から手離したくないー」

「いいから!」
そう言って亜璃珠ちゃんの手を振りほどいて走ってくる倖戸。
一方私は涙目…こんな顔見せたくない…
そう思い全力で走る私を全力で追いかける倖戸。
まあ倖戸の足の速さには勝てずすぐに捕まったんだけどね…