4月10日

「ねぇ!倖戸!また来年もこの菜の花畑に来ようね!!」

璃夏は大きく背伸びしてそう言った。

「そーだな!!来年も見に行こうな!」

俺は少ししゃがんで璃夏と目線を合わせてそう言った。

そして2人は無言で菜の花畑を見つめた後菜の花畑に背を向け2人は幸せそうに帰っていった。