邦男は病院に ついて行くと 言ってくれたのだが、 私は一人で行く事にした。 特に意味はないけれど、 なんとなく、一人で 確かめに行きたかった。 例えば邦男が 「一緒に行きたくない」 と言ったら 「絶対ついてきてほしい」 と 思ったのかもしれないけれど。 そこら辺は いわゆる女心として、 理解してほしい。 「なんだよそれ」 ぶうぶう言いつつも邦男は 「じゃあ、 病院の近くの本屋で 時間つぶしてるよ」 妥協してくれた。 ・・・産婦人科に行くのは 人生で二度目の事だ。