まったく同じだ。 そうでなければこの お宝ざくざくの押し入れ、 何年経っても片付きゃしない。 しかし、わかってはいるけれど、 どうにも心のコントロールが うまくできない。 そんな自分自身に埒があかず そのまま封印した押し入れを 再び開けたのは、 それから一年以上経ってからの 事だった。 そう。 母が亡くなってもう一年以上の 月日が経つ。