ナミダ色片想い




わたしは、最低だ。

晴矢の冷たい視線が痛い。

つい感情的になってたとはいえ、美沙はもういない、なんて…。

溢れた涙。

「ごめん、なさい…。」

震える声が響く。

「ごめんなさい…。」

震えるわたしを包み込んだ体温。



「俺は、美沙が好きだ…。」

晴矢のぬくもりが伝わってくる。

それは、冷たくて冷たくて。

それでも…わたしは彼に恋をし続けていた。