逃げようかと思い私はあたりを見回したが、出口らしきものは見えない。 右には林、左は草原。 だから、どこにこんなスペースがあんだ!! 平民の住居スペースに使いやがれ!!!と、文句を思いながら私は仕方なく目の前にある校舎に入っていく彼についていった。 逃げようったって道はわかんないし、サングラスがキッチリ3歩離れてついてくるし。 それに、さっき暴れすぎて疲れたし。 そう思いながら、階段をあがる彼におとなしくついていった。