7.^^^^^^^^^^^^ 叫びながら暴れること20分。 目的地についたころにはさすがの私は疲れていた。 隣をちらっとみると、ゲッソリやつれた顔をした彼が深くシートに体を預けていた。 その頬には引っかき傷。 シャツのボタンは2個飛んでおり、髪の毛はくしゃくしゃだった。 その姿をみて少し満足した私は、しばらくおとなしくしてやろうと思った。 リムジンが止まると、サングラスが運転席から降りて、ドアを開けてくれた。