「助けてーーーーーっ!!!!拉致だぁああーーーー!!!犯罪だぁああああーーーーーー!!!」 ぴちぴちの女子高生とは思えない可愛らしくもない大声をあげながら私は暴れに暴れまくった。 隣に座る彼はしばらくノートに何かを書いていたが、あまりにも私がうるさいのか。 眉毛をぴくぴくさせながら私のほうを向いた。 「麻布さん。少しボリュームをさげてもらえないだろうか。」 それを聞いて拉致された身の私はカチン!ときて、 ドアをたたいていた手を彼に向けた。