私のかばんを震える手で受け取って、ばぁやは笑顔のまま声をかけてくる。 「学校の一日目、どうでした?お友達、できました?」 本当に知りたいかのように聞いてくるばぁやに、少し殺気を覚える。 私のことは押し付けられただけなのに。 何本当に心配みたいなことしてんの。 「あ、うん、なんとかね。学校、ちょっと大きかったな。」 そういいながら靴を脱いで居間へと進む。