3.^^^^^^^^^^^^ しばらくふたりで無言で歩く。 階段を上がったり降りたり。 ドアお開けて入ったり出たり。 校舎を次から次へと通って。 だんだんと疲れてきた。 「あの、貴羅くん、これからどこへ?」 彼は笑顔で振り返った。 「1年生の教室へ案内してますけど。」