そこまで言って 天野は 黙ってしまった。 何か 辛いことでもあったのだろうか。 下唇を 強く噛み 俯いてしまった。 「どうしたんだよ。 私だって・・・何だってんだよ? 聞いてやる。」 おぉ!俺 かっこいい!! 「わ・・・私だって あなたみたいな 竜原さんに横にいてもらえて うきゃうきゃしてる 変態男と 同じ部活なんて 嫌だったわよ!!」 ・・・。 ・・・天野は 顔を真っ赤にして 少し 涙目で 俯いたまま言った。