「でも・・・」 俺は また口を挟む。 「その話 なんだか おかしいです。 クラスの中に 第1志望部活がない生徒は 何人かいたはずなのに なぜ 俺なんですか? 変ですよね?」 「バカだなぁ お前は。」 先生は 本当に呆れた という表情で 俺を見下している。 「柿木。お前が1番だったんだよ。」 「何の??」 「だーかーらー。 第1志望部活を 書いてない奴の中で 1番最初に出てきたからだよ。」 「・・・。」