「あら。

 来たのね 柿木君。」


さっきの いきなりきた女子が

スッと現れてきて言った。


「おう。

 こいつも入りてぇらしいんだ。

 で 俺は代わりに退部するよ。」


「それは できないわ。

 君は副部長だから

 退部なんてできない。」


「え!?なんでだよ!?」


「黙りなさい。

 ・・・で?あなたは?」


「かきのんの彼女。

 手出したら 許さないから。」


「大丈夫よ。こんな男に

 手を出す暇なんてないわ。」


「そぅ・・・。」