「次、委員会だよ。」

「あっおう」

「いいよな、岳は西野と同じ委員会で」

俺と西野は同じ図書委員会だ。みんな西野が図書委員会に入ったときは、図書委員の競争率が
かなり高かった。

でも、俺は別に西野が入っているからじゃなくて一人でサッカーの本を読みたくて入っただけなのにみんなからは、
かなりのブーイングがあった。

いつも通り図書室の端の席で本を読んでいると、いつの間にか寝てしまっていた。