「なんで、村上君が謝るの?
私が誘ったんだから」

  
あの西野が俺のことを考えてくれるなんて思ってなくてとても嬉しかった。

  
しばらくしてチャイムが鳴った。
 
自然と俺は、チャイムが鳴ってほしくなかった、と思った。


胸がズキズキする。 

なんだこの感情は・・・
俺は西野のことが好きなのか?



いや、好きなんだ。